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 ■「あり得ない!」ことがあった後は?■
 英語にはかつて無駄な努力を表す言葉として、「黒い白鳥(ブラックスワン)を探すようなものだ」ということわざがあったそうです。
それほどに昔は、黒い白鳥などいないと信じられていました。

ところが、1697年1月、オランダ人のWillem De Vlamingh に率いられた一隊が、ヨーロッパ人として初めてオーストラリア大陸の西の端、インド洋に面するパースのとある川で群れをなす「黒い白鳥」を発見します。
彼らは、その川をSwan川と名づけました。

彼らは3羽の「黒い白鳥」を捕まえましたが、ヨーロッパに生きたまま持ち帰ることがてきず、途中のインドネシアで3羽とも死んでしまいました。
それでも実際に発見された「黒い白鳥」は、当時のヨーロッパの人々からは驚きをもって迎えられます。

この黒い白鳥はオーストラリアでのみ棲息する固有種で、他の白鳥のように季節ごとに国をまたぐような長距離を移動するという渡りをせず、比較的狭い範囲で季節や気温によって移動する漂鳥(ひょうちょう)です。

1606年にオーストラリア大陸に最初に到来したヨーロッパ人はオランダ人のウィレム・ジャンツ(Willem Janz)でした。
彼は赤道付近の熱帯の北部地域に上陸、その周辺のみ探検し、植民地には向かないとして入植はしませんでした。

1642年、オランダ人アベル・タスマンは、西海岸を回って南部に達してタスマニア島を発見し、さらに東進してニュージーランドを発見しました。
1688年、イギリスの海賊ウィリアム・ダンピアが西海岸に上陸しました。

有名なジェームズ・クックがオーストラリア大陸に初めて入植したのは、それからさらに後の1770年のことです。
この黒い白鳥が発見された1697年とは、ジェームズ・クックより70年以上も前のことです。

この発見によって黒い白鳥(ブラックスワン)は、「常識を疑うこと」、「物事を一変させること」、「自分を絶対視しないこと」の象徴として使われるようになった。またこれを下地にして、「ありえないと思われていたことが突然発生すると、予想されていた場合よりも影響が苛烈になる」というブラック・スワン理論が提唱された、…と言われています。

黒い白鳥などいないといくら高名な生物学者が言おうが、どれほど緻密な理論が組み立てられていようが、いくら多くの人々がそれを信じていようが、たった一羽でも黒い白鳥が実際に存在すれば、それらは全て音を立てて崩れ落ちていくのです。

たったひとつの現実が、それまでの全てを空論にしてしまうのです。
「あり得ない!」と言われていたことが、「あった」のですから。

1697年にオーストラリア大陸で発見された黒い白鳥は、その後、当時のヨーロッパの生物学者にひとつの大論争を巻き起こしました。
「黒い白鳥がいることは分かった。では、その卵は何色なのだ?」
ということです。

成鳥と同じように黒い卵なのか、あるいは普通に白いのか、灰色なのか、はたまた白と黒のブチなのか、論争は尽きません。

当時、ヨーロッパから見れば地球の裏側にあたるオーストラリア大陸まで行き来するには、帆船でおよそ2年を要する長旅です。
しかも、黒鳥が発見されたのはジェームズ・クックよりずっと前の話です。

当時は、もちろん電信や電話などありませんし、写真も存在していません。
ただひたすら、現物をオーストラリアからヨーロッパまで船で運び、それを見て確認してもらうしか手はありませんでした。

あり得ないと言われていた黒い白鳥の卵です。
親鳥と同じく卵もあり得ないような色をしているかもしれないと、多くの人々が考えました。

そして、ついに黒鳥の卵がオーストラリアから長い船旅を経てヨーロッパに運び込まれます。
その色は?



現物の卵の色は、普通の白鳥と同じく、ごく普通の白でした。
黒い白鳥の発見というあり得ないことがあった後は、全くごく普通の結果になってしまったのです。

その卵を見た時の人々の顔が目に浮かびます。
ずいぶんとがっかりした表情をしていたことでしょうね。

「あり得ない」ようなことは、いくら期待してもそう何度も起こらないというオチでした。
ちなみに、この話には僕の作ったフィクションも含まれています。

オシマイ。
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SMに目覚めたM女性のためのブログです。縄で縛られてみたい、本物のS男性から調教されてみたいという願望を持っているM女性向けです。 誰にも知られたくない秘密のトビラ・・・。 奴隷の快楽・・・。

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