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■君たちはどう生きるか■


 「君たちはどう生きるか」という本とマンガが、ベストセラーになっているそうです。
僕はどちらも読んだことがありませんが、ネットで大体のあらすじが分かりました。

そして、似たような話をどこかで見たか聞いた記憶があることを思い出しました。
それは、こんなお話でした。

戦後だけど、まだそんなに日本が豊かではなかった頃のことです。
ある少年の住んでいる近くに、学校の先生を定年で引退した男性が住んでいました。

その男性には子供がなく、奥さんと二人暮らしをしていました。
その家に少年は近所の友達を誘ってよく遊びに行っていました。

遊びに行っていた理由は、その奥さんがとても子供好きで、行くと必ず当時としては珍しいお菓子を出してくれたからです。
そのお菓子を目当てに、少年たちは学校を定年したその男性の家に行っていたのです。

でも、遊びに行くと必ずお菓子が出て来るまでの時間、その学校を定年で引退した男性の話を聞かなければなりませんでした。
その元先生の話は、人生とはどう生きるべきか、人とはどうあるべきかなどの話ばかりで、小学校の授業で教わるような事は一切話さなかったそうです。

お菓子が欲しいだけの少年たちにとっては、その話を聞かされている時間は、ただの苦痛でしかありませんでした。
でも、お菓子の誘惑には勝てず、何度もその家に通っていました。

そして、その少年は小学校を卒業し家から離れた中学校へ進学することになりました。
それ以来、お菓子を出してくれるその家に行くこともなくなりました。

その少年も、いまでは大人になり、もうお菓子を食べたいという年でもありませんが、たまに甘いものを見ると、あの頃のことを思い出すのです。
ほとんど忘れてしまったけど、それははとても貴重な話だったと。

人が生きて行くうえでとてもとても大切な話を、お菓子付きでタダで聞いていたのだと。
その元先生の話が、今の自分の人生にどれほど大きな影響を与えているのかを実感するというお話だったと思います。

あまり詳しくは覚えていない話ですが、ストーリー性はよく似ているなあと感じました。
以下は僕の付けたしです。

月日は流れ、元先生の奥さんはガンにおかされていることが分かります。
病室のベッドの上で、つぶやきます。
「あの子たちは、今頃どうしているでしょうねぇ」

「ワシの話したことを少しでも理解してくれているといいがなあ」

「大丈夫ですよ、きっと。あなたの話は、あの子たちの人生に役立っているはずですよ」
病室の窓から、遠くにこいのぼりが見えました。
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【2018/05/02 05:52】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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SMに目覚めたM女性のためのブログです。縄で縛られてみたい、本物のS男性から調教されてみたいという願望を持っているM女性向けです。 誰にも知られたくない秘密のトビラ・・・。 奴隷の快楽・・・。

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Author:SM愛好家 Blue
関東に住むSM愛好家。
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